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毎月の電気代、正しく計算して賢く節約!節電方法も3つ紹介!

公開日:
2024.01.17

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毎月の電気代が、思ったよりも高くて困っていませんか?

「どこを節約すればいいのか分からない」など、悩みを抱えている方は多いです。

そこでおすすめなのが『電気代の計算』です。

電気代の計算ができれば、各家電の電気代がどれくらいかが分かり、より良い家電を選べます。

電気代の計算は、電気代を節約するための第一歩です。


この記事では、さまざまな電気代の計算方法を分かりやすく解説し、節電方法についても紹介します。

電気代が高くてお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

1ヶ月の電気代を計算する方法は?

1ヶ月の電気代を出すための計算式は、以下のとおりです。

【1ヶ月の電気代(円)】

基本料金または最低料金(円)+電力量料金(円)+燃料費調整額(円)+再生可能エネルギー発電促進賦課金(円)

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さらに、電力量料金、燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金は、それぞれ「単価(円/kWh)×1ヶ月の電気使用量(kWh)」で計算します。

1ヶ月の電気代を計算する方法の例は、以下のとおりです。

料金内訳金額
基本料金500円
電力量料金(単価)20円/kWh×(使用電力)100kWh⇒2,000円
燃料調整額(単価)5.1円/kWh×(使用電力)100kWh⇒510円
再生可能エネルギー発電促進賦課金(単価)1.4円/kWh×(使用電力)100kWh⇒140円
合計3,150円

 電気代は、使った分だけ支払うのが基本ですが、燃料調整費や再生可能エネルギー発電促進賦課金のように、社会情勢によって変動がある単価も含まれているので、注意が必要です。

電気代の内訳

電気代の計算方法で解説したとおり、電気代は以下のような項目で構成されています。

  • 基本料金
  • 電力量料金
  • 燃料費調整額
  • 再生可能エネルギー発電促進賦課金

それぞれ、確認していきましょう。

①基本料金

基本料金は、電力会社と契約するときに必要な、固定費のことです。

電力会社によって『アンペア制』と『最低料金制』という、2種類の体系があります。

アンペア制は、契約するアンペアによって料金が変動します。

最低料金制では、1契約あたりの最低料金が決められていて、一定の電力量料金が含まれている料金体系です。

最低料金を超えたときは、使用した電力量によって料金が値上げされます。

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②電力量料金

電力量料金とは、実際に使用した電力量に基づく料金のことで、電気の使用量に応じて比例します。

例えば、使用した電力量が100kWhで、料金単価が20円/kWhの場合、電力量料金は2,000円になります。

③燃料費調整額

燃料費調整額とは、電力会社が発電に使用する燃料の価格変動を反映した、料金のことです。

石油や天然ガスの価格が上昇すると、燃料費調整額も増えるので、電気代が高騰する原因となります。

燃料費用は、油価や為替などにより毎月変動するので、基準価格よりも低いときは、電気代が安くなり、基準価格よりも高いときは、電気代が高くなります。

④再生可能エネルギー発電促進賦課金

再生可能エネルギー発電促進賦課金は、再生可能エネルギーの普及を支援するためのもので、電力を使用する全ての人が負担しなければいけません。

この賦課金は、再生可能エネルギーによる発電を促進し、環境に優しいエネルギー源への移行を支援するために設けられています。

各家電の電気代を計算する方法は?

各家電の電気代を計算する方法は、以下のとおりです。

【家電の電気代を求める計算式】

1時間あたりの消費電力(kW)×使用時間(時間)×料金単価(円/kWh)

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例えば、消費電力が1200Wと記載されている家電を、1日に3時間、料金単価30円のプランで使用した場合は、1,2(kW)×3(時間)×30(円/kWh)=108円となります。

ここでは、以下のような家電の電気代について、計算をおこなってみました。

  • エアコン
  • テレビ
  • 洗濯機
  • 食器乾燥機
  • エコキュート
家電電気代条件
エアコン0.47(kW)×3(時間)×20(円/kWh)⇒42円・ダイキン(S223ATES-W)・暖房能力470W
テレビ0.17(kW)×3(時間)×20(円/kWh)⇒10円・パナソニック(VIERA TH-50MX900)・消費電力170W
洗濯機0.45(kW)×3(時間)×20(円/kWh)⇒27円・東芝(AW-7GM2)・消費電力450W
食器乾燥機0.26(kW)×3(時間)×20(円/kWh)⇒15円・三菱(TK-ST30A)・消費電力450W
エコキュート0.51(kW)×3(時間)×20(円/kWh)⇒30.6円・リンナイ(ECO ONE)・消費電力510W

※1日に3時間使用で料金単価20円と想定

電気代の平均はどれくらい?

自分が支払っている電気代が高いのか、平均的なのか、判断に迷ったときは、電気代の平均額を参考にするといいでしょう。

ここでは、総務省がおこなっている家計調査の統計結果をもとに、電気代の平均額を紹介します。

【世帯人数別】電気代の平均

世帯人数別の電気代平均額は、以下のとおりです。

世帯数電気代の平均額
1人6,808円
2人11,307円
3人13,157円
4人13,948円
5人15,474円

参考:政府統計の総合窓口「家計調査 家計収支編 総世帯

表のとおり、人数が増えるごとに、電気代は増加傾向にあります。

【季節別】電気代の平均

単身世帯の季節別による電気代の平均額は、以下のとおりです。

月(2022年)電気代の平均額
1月〜3月7,749円
4月〜6月6,333円
7月〜9月6,418円
10月〜12月6,557円

参考:政府統計の窓口「家計調査 家計収支編 単身世帯

 表のとおり、寒い時期(1月〜3月)と暑い時期(7月〜9月)では、暖房器具や冷房器具を使うことが多いので、電気代が高くなっていることが分かります。

自分の支払っている電気代が、上記の金額より高い場合は、すぐに節電対策をおこないましょう。

電気代を節約する3つの方法

電気代を節約するには、以下の方法が効果的です。

  • 電力消費量の大きい家電の使用時間を短くする
  • 電気料金プランを見なおす
  • 各種割引サービスを活用する

それぞれ、確認していきましょう。

方法①電力消費量の大きい家電の使用時間を短くする

電力消費量が大きい家電の使用時間を抑えることで、電気代を節約できます。

使用時間が長いほど消費電力が増えてしまい、電気代は増加します。

特に、エアコン、洗濯乾燥機などの消費電力が高い家電は、注意が必要です。

方法②電気料金プランを見なおす

電力会社の料金プランを見直し、自分のライフスタイルに合ったプランに変更することで、電気代を節約できます。

電力自由化が始まり、各電力会社は、さまざまな料金プランを提供しています。

使用状況に応じて、自分にベストなプランを選ぶことでコスト削減が可能です。

方法③各種割引サービスを活用する

電力会社は、定期的に、割引サービスや乗り換えキャンペーンなどを行っています。

キャンペーンを上手く利用できれば、電気代を大きく節約できます。

ただし、長期契約や特定の条件を満たすことで適用されるケースがほとんどですので、契約のときは注意が必要です。

まとめ

電気代を賢く節約するには、まず電気代の計算方法を知ることがおすすめです。

電気代の計算方法は、以下のとおりでした。

【1ヶ月の電気代(円)】

基本料金または最低料金(円)+電力量料金(円)+燃料費調整額(円)+再生可能エネルギー発電促進賦課金(円)

また、電気代は、基本料金、電力量料金、燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金の合計で構成されていて、各家電の消費電力と使用時間を考慮して計算します。

また、電気代を節約する方法は、以下のとおりでした。

  • 大きな電力を消費する家電の使用時間を短くする
  • 電気料金プランを見なおす
  • 割引サービスを活用する

今の電気代が高いと思う方は、電気代の計算方法をまず理解して、節電対策をおこなってみてください。

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