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中国電力の電気代の値上げはどのくらい?理由と値上げ率を解説

公開日:
2023.11.29

最大90%も!太陽光発電でいくら電気代を削減できる?

  • 電気代が安くなる
  • 売電で収入UP
  • 災害時にも電気を使える

中国電力は、2023年6月から電気料金を平均で26.11%値上げしています。

この記事では、中国電力の電気代の値上げについて、その背景や影響、値上げ率の詳細などを解説します。

中国電力の電気代の値上げはどのくらい? 

中国電力は、2023年6月からの電気料金を平均で26.11%値上げしています。

基本料金の値上げ金額は、高圧で+264円/kW、特別高圧で+132円/kWです。その他、ピーク時間や季節によっても電気料金の見直しが行われました。

中国電力の電気代の値上げの3つの原因

中国電力の電気代の値上げには、主に以下の3つの原因があります。

・燃料費の高騰

・再生可能エネルギーの導入促進負担金の増加

・需要減少による収益減

ひとつずつ見ていきましょう。

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燃料費の高騰 

中国電力は、原子力発電所が停止しているため、火力発電所で発電する割合が高くなっています。

火力発電所では、石油や石炭、液化天然ガス(LNG)などの燃料を使用しますが、これらの燃料価格は国際市場で高騰しているのが現状です。

特にLNGは、需要が増えて供給が不足しているため、過去最高水準に達しています。

再生可能エネルギーの導入促進負担金の増加

再生可能エネルギーとは、太陽光や風力など自然エネルギーを利用した発電です。

政府は、再生可能エネルギーの導入を促進するために、固定価格買取制度(FIT)を導入しています。

これは、再生可能エネルギーで発電した電気を一定期間一定価格で買い取る制度ですが、再生可能エネルギーの発電コストが高くなると、その分を一般消費者や事業者が負担することになります。

この負担金は導入促進負担金と呼ばれており、中国電力に大きな影響を及ぼしていると考えられるでしょう。

需要減少による収益減

新型コロナウイルス感染症の影響で、中国地方では経済活動や社会活動が低迷しています。これにより、中国電力の売電量は大きく減少しました。

特に中小企業や商業施設などの需要が大きく落ち込んでいます。

中国電力の電気代のプラン毎の値上げ率はどのくらい?

ここからは、中国電力のプラン毎の電気料金の値上げについてみていきましょう。

従量電灯A:約27.54%

従量電灯Aは、一般家庭向けの電気料金プランで、最低料金が設定されているものです。

値上げ率は27.54%となっており、月間使用量が260kWhの場合、旧料金では6,053円でしたが新料金では7,720円となります。

従量電灯B:約23.11%

従量電灯Bは、商店や事務所、電気を多く使う家庭向けの電気料金プランで、従量電灯Aと同じで最低料金が設定されています。

値上げ率は23.11%となっており、契約容量が15kVA、月間使用量が1,950kWh場合、旧料金では52,555円でしたが新料金では64,700円となります。

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低圧電力:約21.84%

低圧電力は、契約容量が50kW未満の場合に適用されるプランです。従量電灯よりも電力を多く消費する業務用機器向けとなっています。

値上げ率は21.84%となっており、契約容量が8kW、月間使用量が560kWh場合、旧料金では16,068円でしたが新料金では19,577円となります。

中国電力の電気代値上げの対策方法3つ

中国電力の値上げ対策としては、このようなものが挙げられます。

・電気料金プランを見直す

・太陽光発電・蓄電池を検討する

・電力会社を変更する

これらの方法を参考にして、自分に合った対策を取りましょう。

電気料金プランを見直す

自分の家庭の電気使用量や時間帯に合わせて最適な電気料金プランを選ぶことが重要です。

中国電力では、従量電灯AやBなど、さまざまなプランが用意されています。

夜間や休日に多く電気を使う場合や、太陽光発電などの自家発電設備を持っている場合など、自分の家庭に合わせてプランを見直しすることで電気代を大きく節約できる可能性があります。

定期的にプランを見直すことで、無駄な出費を抑えていきましょう。

太陽光発電・蓄電池を検討する

自家発電や蓄電池を導入することも対策のひとつです。

太陽光発電は、太陽の光を利用して電気を作るシステムで、自分で使う分だけではなく、余った分を売電することもできます。

初期費用はやや高額になってしまいますが、環境に優しく長期的に安定した収入が得られるのは大きなメリットとなるでしょう。

さらに、日本では地震などの自然災害も多いため、停電時の対策としても有効です。太陽光発電と蓄電池の導入は、節約はもちろんそれ以外にも大きなメリットがあると考えられます。

電力会社を変更する

2016年4月から電力自由化が始まり、中国電力以外の電力会社も電気を買うことができるようになりました。

電力会社を変更することで、料金やサービス、環境への取り組みなどを自分の希望に合わせて選ぶことができます。

電力会社を変更するメリットは、料金が安くなる可能性があることや、自分の価値観に沿った電力会社を選べることです。

デメリットは、契約内容や解約条件などに注意しなければならないことや、変更後にトラブルが発生する可能性があることです。

電力会社を変更する場合は、自分の電気使用量やライフスタイルに合ったプランを比較検討し、信頼できる電力会社を選ぶことが大切です。

中国電力の電気代値上げのまとめ

中国電力は、2023年6月から電気料金を大きく値上げしています。

私たちに大きな影響を及ぼしますが、一方で対策をすることも可能です。

プランの見直しや電力会社の変更など、自分の家庭に合った節約方法を考えてみましょう。

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