停電や電力不足の不安を抱えている方、家庭用蓄電池10kWhの導入を検討されていませんか?
そんな蓄電池の導入を考えている方々にとって、「本当に我が家に必要なのか」「費用対効果はどうなのか」という疑問が常につきまといます。
家庭用蓄電池10kWhは、一般家庭の電力消費量をどれくらいカバーできるのでしょうか?
今回は、家庭用蓄電池10kWhの特徴や導入メリット、そして実際の使用例について詳しく解説します。
それでは順番に見ていきましょう。
蓄電池10kWhとは?なぜ人気なの?

最近、家庭用の蓄電池で「10kWh」というサイズをよく聞くようになりました。
kWhは電気をためられる量を表す単位です。
10kWhというのは、普通の家庭が1日で使う電気の量にだいたい近いのです。だから、多くの人に選ばれているわけです。
この蓄電池があれば、停電のときも安心ですし、電気代を節約できる可能性もあります。
太陽光発電を使っている家なら、昼間にたまった電気を夜に使えるので便利に活用できます。
蓄電池10kWhの値段はどれくらい?

気になる値段ですが、蓄電池10kWhの値段は、大きく分けて2つあります。
この後に安く購入するための方法についても解説しているので、気になる人は下まで読んでみてください。
・本体の値段
・取り付け工事の費用
順番に見ていきましょう。
本体の値段
本体の値段は、だいたい90万円から180万円くらいです。メーカーや性能によって変わってきます。
取り付け工事の費用
工事費用は、20万円から30万円くらいが普通です。家の状況によって変わることもあります。
全部合わせると、110万円から210万円くらいになることが多いです。
長く使えるものだし、電気代の節約にもつながる可能性もあります。
なぜ値段に幅があるのか?
主な理由は3つあります。
一つ目は、メーカーや性能の違いです。
有名メーカーの製品や、性能が高いものは値段が高くなります。
二つ目は取り付ける場所や工事の難しさ。
家の構造によっては、工事が難しくなって費用が高くなることもあります。
三つ目は蓄電池の種類です。
太陽光発電と一緒に使えるタイプなど機能性によって値段に幅があります。
10kWhの電気ってどのくらい使えるの?

「10kWh」と言われても、ピンとこないですよね。
日常生活で考えてみましょう。
例えば、停電になったときを想像してください。
・冷蔵庫なら2日くらい
・テレビは4〜8日くらい
・パソコンは6日以上
ただし、これはあくまで目安です。
実際は使い方によって変わってきます。同時にたくさんの電気製品を使えば、もちろん早く電気がなくなります。
家庭用蓄電池を少しでも安く買う方法はある?

家庭用蓄電池は確かに高額な買い物です。でも、少しでも安く購入する方法はあります。ここでは、家庭用蓄電池を安く買うためのポイントを3つ紹介します。
・補助金を使う
・自分の家に合ったサイズを選ぶ
・最適な会社を選ぶ
補助金を使う
家庭用蓄電池の購入時に利用できる補助金制度があります。これを活用すると、かなりの額を節約できる可能性があります。
国や地方自治体が提供する補助金制度を確認しましょう。例えば、経済産業省の「定置用蓄電システム導入支援事業費補助金」や、各自治体独自の補助金制度などがあります。
補助金額は年度や地域によって異なりますが、数十万円の補助が受けられることもあります。ただし、申請期間や予算には限りがあるので、早めに情報を集めることが大切です。
蓄電池販売店やメーカーに相談すると、利用可能な補助金について詳しい情報を得られることが多いです。
自分の家に合ったサイズを選ぶ
家庭用蓄電池は容量が大きいほど高価になります。だからこそ、自分の家に本当に必要なサイズを選ぶことが大切です。
まずは、自宅の1日の電気使用量を確認しましょう。電気料金の明細書を見ると、おおよその使用量が分かります。一般的な4人家族の場合、1日の使用量は10〜15kWh程度です。
しかし、全ての電気を蓄電池でまかなう必要はありません。夜間や停電時に使いたい電気製品を決めて、それに必要な容量を選びましょう。例えば、冷蔵庫、照明、テレビなど、最低限の電気製品だけを動かすなら、5〜8kWh程度の蓄電池で十分かもしれません。
必要以上に大きな容量の蓄電池を選ぶと、初期費用が高くなるだけでなく、設置スペースの問題も出てきます。自分の生活スタイルと必要な電力量をよく考えて、適切なサイズを選びましょう。
最適な会社を選ぶ
家庭用蓄電池の価格は、メーカーや販売店によって大きく異なります。だからこそ、しっかりと比較検討することが大切です。
少なくとも3社以上から見積もりを取ることをおすすめします。その際、単に価格だけでなく、以下の点も確認しましょう:
1. 保証期間:長期の保証がついているか
2. アフターサービス:故障時の対応は迅速か
3. 設置工事:費用は適正か、工事の質は良いか
4. 実績:多くの施工例があるか
また、大手メーカーだけでなく、地域の工務店や電気店も検討しましょう。地元の業者は、地域の特性をよく知っていたり、アフターフォローが丁寧だったりすることがあります。
まとめ:蓄電池10kWhを買うときのポイント
蓄電池購入の際は、専門の会社に相談をし、自分の生活に合ったものを選びましょう。
蓄電池10kWhは、停電のときの安心や、電気の上手な使い方につながる可能性があります。
補助金を最大限に活用したご提案をしていますので、お気軽にご相談ください。