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電気代を計算して賢く節約!1kWhを理解すれば電気代は安くなる!

公開日:
2024.01.17

毎月の電気代を見て、どうしてこんなに高いのか理解できていますか?

電気代は、電気の使用量を示すkWh(キロワットアワー)を使って簡単に計算できます。

電気代を計算できれば、自分が支払っている電気代が適正かどうかをチェックすることが可能です。

この記事では、kWhの概要や、電気代の計算方法について分かりやすく解説します。

さらに、電力会社ごとの1kWhあたりの料金比較や、家電ごとの消費電力の違いも紹介し、電気代を賢く節約する方法をご紹介。

kWhを理解することで、電気代の見直しができるようになります。

電気代の計算方法を理解して、節電に繋げていきましょう。

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【電気代の基本】kwh(キロワットアワー)とは?

ここでは、以下の内容について解説していきます。

  • kwhとは電気の使用量を表す単位
  • kW(キロワット)、A(アンペア)、V(ボルト)の違い

それぞれ、確認していきましょう。

kwhとは電気の使用量を表す単位

kWh(キロワットアワー)は、電気の使用量を表す単位のことで、電力(kW)と使用時間(h)で計算されます。

1kWの電力を1時間使用した場合、1kWhの電力が消費されたことになります。

kwhは、電気代を計算するときに、必ず使用する単位です。

kW(キロワット)・A(アンペア)・V(ボルト)の違い

kwhと似た単位で、kW(キロワット)・A(アンペア)・V(ボルト)というものがあります。

各単位の意味は、以下のとおりです。

  • kW(キロワット):電力の強さ
  • A(アンペア):電流の強さ
  • V(ボルト):電圧の強さ

これらの単位は、電気代を理解するときに必要な単位です。

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1kwhあたりの平均的な電気代

全国家庭電気製品公正取引協議会によると、1kwhあたりの平均的な電気代(新電力料金目安単価)は、27円とされています。

実際には、1kWhあたりの電気料金は、全国で一律に設定されているわけではなく、契約する電力会社、選択した電気料金プランによって異なります。

一部の電力会社の、1kwhあたりの電気代を確認してみましょう。

電力会社電力量料金(120kWhまで)電力量料金(121kWh〜300kWhまで)電力量料金(301kWh〜)
東京ガス (スタンダードS)30.00円36.60円40.69円
auでんき(でんきM)27.27円33.27円36.99円
しろくまぱわー(従量電灯B・東京)24.70円24.70円24.70円

表の通り、平均値である27円より高い電力会社もあれば、低い電力会社もあります。

電気代は、1kWhあたりの電力量料金だけでなく、基本料金などから構成されます。

電力会社、電気料金プランを決めるときは、さまざまな料金項目を確認するようにしましょう。

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kwhで電気代を計算する方法

ここでは、以下の内容について解説していきます。

  • 電気代の構成
  • 電気代の計算方法

それぞれ、確認していきましょう。

電気代の構成

電気代は、以下のような項目で構成されています。

  • 基本料金または最低料金(円)
  • 電力量料金(円)
  • 燃料費調整額(円)
  • 再生可能エネルギー発電促進賦課金(円)

電気代の計算方法

電気代を出すための計算式は、以下のとおりです。

基本料金または最低料金(円)+電力量料金(円)+燃料費調整額(円)+再生可能エネルギー発電促進賦課金(円)

さらに、電力量料金、燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金は、それぞれ「1kWhあたりの料金単価(円/kWh)×1ヶ月の電気使用量(kWh)」で計算します。

1ヶ月の電気代を、計算してみましょう。

料金内訳金額
基本料金1000円
電力量料金(単価)27円/kWh×(使用電力)100kWh⇒2,700円
燃料調整額(単価)4.0円/kWh×(使用電力)100kWh⇒400円
再生可能エネルギー発電促進賦課金(単価)2.0円/kWh×(使用電力)100kWh⇒200円
合計4,300円

 電気を使った分だけ電気代は高くなりますが、燃料調整費や再生可能エネルギー発電促進賦課金のように、社会情勢によって単価が変わるものもあるので、注意が必要です。

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1kwhあたりの各家電の電気代は?

各家電の電気代は、以下のように計算します。

【家電の電気代を求める計算式】

1時間あたりの消費電力(kW)×使用時間(時間)×料金単価(円/kWh)

例えば、消費電力が500Wと記載されている家電を1時間使用して、料金単価25円のプランで使用した場合は、0.5(kW)× 1(時間)× 25(円/kWh)=12.5円となります。

各家電の電気代について、確認してみましょう。

  • エアコン
  • テレビ
  • 洗濯機
  • 食器乾燥機
  • エコキュート
家電1kWhあたりの電気代条件
エアコン0.47(kW)×1(時間)×25(円/kWh)⇒11.75円・ダイキン(S223ATES-W)・暖房能力470W
テレビ0.17(kW)×1(時間)×25(円/kWh)⇒4.25円・パナソニック(VIERA TH-50MX900)・消費電力170W
洗濯機0.45(kW)×1(時間)×25(円/kWh)⇒11.25円・東芝(AW-7GM2)・消費電力450W
食器乾燥機0.26(kW)×1(時間)×25(円/kWh)⇒6.5円・三菱(TK-ST30A)・消費電力450W
エコキュート0.51(kW)×1(時間)×25(円/kWh)⇒12.75円・リンナイ(ECO ONE)・消費電力510W

※1時間使用で料金単価25円と想定

各家電の使い方や、使用する場所によって、使用電力が変わってくるので、ぴったりな金額にはなりませんが、大まかな目安として覚えておきましょう。

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【比較】電力会社ごとの1kwhあたりの料金

ここでは、各電力会社の1kWhあたりの電気代について、比較をおこなっていきます。

各電力会社の電気代は、以下のとおりです。

電力会社電力量料金(最初の120kWhまで)
東京ガス (基本プラン)29円90銭
しろくまぱわー(従量電灯B・東京)24円70銭
CDエナジーダイレクト(ベーシックでんきB)29円90銭
新日本エネルギー (新ネクストバリュープラン電灯B)26円48銭
Looopでんき (スマートタイムONE)30分ごとに変わるJEPX(電力市場)のスポット市場価格に基づく
Japan電力 (くらしプランS)27円00銭(400kWhまで)
大阪ガスの電気 (ファミリー応援プラン)22円00銭(300kWhまで)
エルピオでんき(使った分だけSプラン) 33円40銭
小田急でんき(Sプラン)19円84銭

電力自由化が始まって以降、各電力会社は、自由な電気プランを提供しています。

基本料金0円で電気を使った分だけ支払うというプランだったり、ポイントの付与率が高いプランだったり、オール電化専用のプランなどがあったりします。

自分が住んでいる地域の電力会社・電気料金プランを徹底比較して、自分のライフスタイルに合ったプランを選びましょう。

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よくある質問

ここでは、よくある質問について回答していきます。

Q1:1kWhあたりの電気代はどうやって計算するの?

1kWhあたりの電気代は、以下のように計算します。

1時間あたりの消費電力(kW)×使用時間(時間)×料金単価(円/kWh)

Q2:500Wの家電を3時間使ったときの電気代はどれくらい?

料金単価を30円と仮定して、500Wの家電を、3時間使ったときの電気代は、以下のように計算します。

0.5(消費電力:kW)× 3(使用時間:h)× 30(料金単価:円/kWh)=45円

500Wの家電を3時間使ったときの電気代は、45円となります。

Q3: 1kWhあたりの電気代はどれくらい?

全国家庭電気製品公正取引協議会によると、1kWhあたりの平均的な電気代は約27円です。

この料金は、各電力会社や電気料金プランによって異なります。

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1kwhを理解すれば電気代を安くできる!

本記事では、電気代の計算方法や、電気代の計算に使われるkWh(キロワットアワー)について詳しく解説しました。

kWhは、電気使用量を表す単位で、電力と使用時間に基づいて計算されます。

全国家庭電気製品公正取引協議会によると、1kWhあたりの平均的な電気代は約27円ですが、電力会社によってこの金額は変わります。

また、電気代の計算方法は、以下のとおりでした。

1時間あたりの消費電力(kW)× 使用時間(時間)× 料金単価(円/kWh)

kWhを使った電気代の計算方法を知ることで、各家電がどれくらいの電気代になるか、月々の電気代はどれくらいになるかを知ることができます。

電気代の高騰が続くなか、電気代を計算して、自分の支払っている額が適正かどうかを今一度、確認してみてはいかがでしょうか。

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