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【2025年最新版】停電対策におすすめの蓄電池ランキング!容量・出力・機能を徹底比較

公開日:
2025.02.20

最大90%も!太陽光発電でいくら電気代を削減できる?

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近年、台風、地震、大雪、豪雨などの自然災害による停電リスクが増加しており、家庭や事業所での停電対策の重要性が高まっています。

日本では、2018年の北海道胆振東部地震で約45時間のブラックアウトが発生し、2024年の能登半島地震では、9割の復旧に約1カ月を要する大規模停電が発生しました。

また、四国エリアでは過去最大となる36万5300戸が停電し、全体の約16%が影響を受ける事態となりました。

こうした停電リスクに備えるために、蓄電池の導入が有効な対策の一つです。

蓄電池を設置することで、停電時でも冷蔵庫や照明、通信機器などの生活必需品が使用でき、災害時の安心感が大きく向上します。

ここでは、2025年最新版の停電対策に最適な蓄電池を、容量・出力・機能の観点から徹底比較し、おすすめランキング形式で紹介します。

災害時でも安心して電力を確保できる最適な蓄電池を選びましょう。

停電対策におすすめの蓄電池ランキング

災害時の停電対策として、家庭用蓄電池の導入が注目されています。

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蓄電池があれば、停電時でも冷蔵庫や照明、通信機器などの生活インフラを維持でき、電力復旧までの備えが可能です。

ここでは、2025年最新版の停電対策に最適な蓄電池をランキング形式で紹介します。

メーカー特徴保証期間おすすめ理由
長州産業全負荷・特定負荷選択可能、
ハイブリッド型
15~20年長期保証で耐久性が高く、
全負荷・特定負荷の選択が可能
ニチコンV2H対応、
EV連携が可能
10~15年長期保証で耐久性が高く、
全負荷・特定負荷の選択が可能
オムロン全負荷対応、
太陽光発電とのハイブリッド運用可能
10~15年全負荷対応で家庭全体の電力を確保、信頼性が高い
Panasonic単機能型、
コンパクト設計で屋内設置対
15年コンパクトな設計で設置しやすく、
低コストで導入可能
SHARP単機能型、
屋外設置が可能
15年屋外設置が可能で耐久性があり、
シンプルな設計
ダイヤゼブラ
電機
全負荷対応、
ハイブリッド型、
高耐久設計
15年高耐久設計で全負荷対応、
長期運用に適している
京セラAI搭載、
ハイブリッド型、
高効率
15年AI機能で最適な電力管理が可能、
効率的な運用が可能
住友電工モジュール増設可能、
単機能型
15年モジュール増設ができるため、
後から容量を増やせる
カナディアン
ソーラー
屋外設置可能、
ハイブリッド型
保証なし屋外設置が可能で柔軟な運用ができる
TESLAスマート機能搭載、
大容量ハイブリッド型
10年大容量でスマート機能を搭載し、
利便性が高い

蓄電池は一度設置すると長期間にわたって使用するため、信頼性のあるメーカーを選ぶことが重要です。

各メーカーごとに特徴や強みがあるため、ご自身の電力使用状況や予算に合った製品を選び、最適な停電対策や電力管理を実現しましょう。

①長州産業

設立日1980年
本社国籍日本/山口県
おすすめ製品スマートPVマルチ
容量6.5kWh / 9.8kWh / 16.4kWh
価格相場約163~310万円
保証内容モジュール出力保証:25年
構成機器保証:15年~20年
施工保証:10年
ホームページhttps://cic-solar.jp/

長州産業株式会社は、ハイブリッド型と単機能型の両方を扱い、全負荷・特定負荷の選択が可能な点が特徴です。

さらに、モジュール出力25年保証と施工保証を標準提供しているのは、国内メーカーでは長州産業のみです。

特に人気のあるのは9.8kWhのハイブリッド型蓄電池で、もともと長州産業の太陽光発電システムと併せて導入されることが多い製品です。

実際にはオムロン製の蓄電池を長州産業ブランドとして販売しており、卒FIT対策としても選ばれています。

オムロンと長州産業のどちらのブランドで購入するかは、販売会社の仕入れ状況によって価格が異なる場合があるため、比較検討が重要です。

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②ニチコン

設立日1950年
本社国籍日本/京都府
おすすめ製品ESS-T3L1
容量9.9kWh
価格相場約170~258万円
保証内容機器保証:10年(無償)15年(有償)
容量保証:10年(無償)15年(有償)
災害補償:10年
ホームページhttps://www.nichicon.co.jp/

ニチコンのトライブリッドパワコンは、太陽光発電・蓄電池・電気自動車(EV)を一台で管理できる革新的なシステムです。

最大5.9kWの全負荷200V出力を標準装備し、停電時も安定した電力供給が可能です。

家庭用蓄電池の国内累計販売台数1位を誇り、京セラとの協業を経て市場を席巻し、現在は「ニチコン」ブランドを前面に出し、ネット販売にも積極的に取り組んでいます。

4.0kWh〜16.6kWhまでの幅広いラインナップを展開し、単機能型・ハイブリッド型・トライブリッド型のすべてに対応しています。

さらに、世界初のV2Hシステムを開発し、EVとの連携を強化した蓄電池システムも提供しています。

他のメーカーと比べても、多様な蓄電池の選択肢を持つ国内最大手メーカーの一つです。

③オムロン

設立日1933年
本社国籍日本/京都府
おすすめ製品KPBP-A
容量6.3kWh / 6.5kWh / 9.8kWh / 12.7kWh / 16.4kWh
価格相場約161~260万円
保証内容機器保証:10年~15年
ホームページhttps://www.omron.com/jp/ja/

オムロンは体温計などのヘルスケア企業として知られていますが、太陽光発電業界では国内シェア約40%を占めるパワーコンディショナーメーカーとして高い評価を受けています。

多くの国内外メーカーがオムロン製パワーコンディショナーを採用しており、そこから蓄電池の展開が始まりました。

世界最小・最軽量のコンパクト設計が特徴で、施工負担が少なく工事費用の削減にも貢献します。

長州産業にOEM供給しており、ラインナップは6.5kWh〜16.4kWhのモデルが揃い、特に9.8kWhの蓄電池が人気です。

KPBP-Aは高効率な発電電力活用とシンプルな構成を備え、保証期間は15年と長く、信頼性と保守性にも優れています。

④Panasonic

設立日1918年
本社国籍日本/大阪府
おすすめ製品eneplat
容量13.1kWh
価格相場約143~160万円
保証内容モジュール出力保証:25年
システム機器瑕疵保証:15年
機器瑕疵保証:15年
自然災害補償:15年
ホームページhttps://sumai.panasonic.jp/

パナソニックは、アメリカの電気自動車メーカーテスラと提携したことでも知られ、業界初のハイブリッド型システムを開発したメーカーです。

主力商品は「創蓄連携システム」で、屋内外の蓄電池を自由に組み合わせられる独自のラインナップを提供しています。

近年は、V2Hを組み合わせたトライブリッドシステムにも注力し、電気自動車と蓄電池の同時充放電を実現しました。

また、卒FIT向けにパワーコンディショナーの交換でパネル出力保証を延長するサービスも展開しています。

V2H蓄電システム「eneplat」は自立出力6kVAの高性能モデルで、停電時も普段と変わらない電力供給を可能にします。

⑤SHARP

設立日1912年
本社国籍日本/大阪府
おすすめ製品JH-WB2021
容量9.5kWh
価格相場約131~272万円
保証内容システム構成機器保証:15年
モジュール出力保証:15年
ホームページhttps://jp.sharp/

シャープは、国内住宅用太陽光発電システムの累積販売台数1位のメーカーで、卒FITを迎える家庭向けに蓄電池の販売を強化しています。

特徴として、すべてハイブリッド型蓄電池に統一し、パワーコンディショナーの交換とあわせた提案でシェアを拡大しています。

蓄電容量は4.2kWh〜9.5kWhとバランスの取れたラインナップを展開しています。

2022年からは他メーカーの太陽光発電システムへの設置も可能になり、導入の選択肢が広がりました。

また、AI技術を活用したHEMS「COCORO ENERGY」により、エネルギーの自動管理と最適化が可能で、電気代の節約と停電時の電力供給を実現します。

⑥ダイヤゼブラ電機

設立日1925年
本社国籍日本/大阪府
おすすめ製品EIBS7
容量7.04kWh
価格相場約170~254万円
保証内容機器保証:15年
ホームページhttps://www.diaelec-hd.co.jp/

ダイヤゼブラ電機(旧田淵電機)は、1997年からパワーコンディショナーを製造する老舗メーカーで、現在は「EneTelus(エネテラス)」ブランドとして蓄電池を展開しています。

特に7.04kWhの「EIBS7」と、14.08kWhの蓄電池が市場のニーズを捉え、人気を獲得しました。

2019年にダイヤモンドエレクトリックホールディングスのグループ会社となり、経営の安定化により再び注目を集めています。

2020年以降は住宅用ハイブリッド蓄電システムを積極展開し、太陽光発電メーカーのパッケージ商品にも採用しています。

さらに、長州産業向けにOEM供給も行い、業界でのシェア拡大を狙っています。

⑦京セラ

設立日1959年
本社国籍日本/京都府
おすすめ製品Enerezza
容量5.0kWh / 10.0kWh / 15.0kWh
価格相場約148~260万円
保証内容出力保証:20年
機器保証:15年
自然災害保証:15年
ホームページhttps://www.kyocera.co.jp/

京セラは、卒FITユーザー向けの蓄電池販売に強みを持つ太陽光発電メーカーで、自社設置済みユーザー向けに5kWh、10kWh、15kWhの蓄電池を提供しています。

特に、京セラ独自のクレイ型蓄電池を採用した「Enerezza」は、低コストかつ劣化や事故が起きにくいのが特徴です。

さらに、機器保証・容量保証15年、自然災害保証10年と充実した保証体制を備え、長期間安心して使用できます。

京セラは、全国のFC店ネットワークを活用し、迅速かつ丁寧なアフターサポートを提供しているため、信頼性の高い蓄電池メーカーの一つとして選ばれています。

⑧住友電工

設立日1897年
本社国籍日本/大阪府
おすすめ製品POWER DEPO
容量3.2kWh / 3.3kWh / 12.8kWh
価格相場約209~418万円
保証内容機器保証:15年
ホームページhttps://sumitomoelectric.com/jp/

住友電工の「POWER DEPO」は、エアコン室外機より小さい業界最小最軽量クラスの単機能型蓄電池で、省スペース設置が可能です。

単機能とハイブリッドを切り替え可能な大容量モデルで、用途に応じた柔軟な運用ができます。

蓄電池の購入は、販売店によって価格が異なるため、適正価格で購入できる販売先を選ぶことが重要です。

また、「POWER DEPO」は、3.3kWhの容量を持ち、停電時の緊急充電モードを搭載しており、災害時の備えにも適しています。

さらに、インターネット経由での遠隔監視サービスが10年間無料提供されるため、安心して運用できます。

⑨カナディアンソーラー

設立日2001年
本社国籍カナダ
おすすめ製品EP Cube
容量6.9kWh / 9.9kWh / 13.3kWh
価格相場約86~139万円
保証内容太陽電池モジュール出力保証:30年
太陽電池モジュール製品保証:25年
蓄電池保証:なし
ホームページhttps://csisolar.co.jp/

カナディアンソーラーの「EP CUBE」は、6.6kWh、9.9kWh、13.3kWhの3種類から選べる蓄電池で、今後は大容量の13.3kWhモデルが人気となると予想されています。

特に、ユニットの増設ができない仕様のため、経年劣化を考慮し余裕をもって容量を選ぶことが推奨されます。

さらに、4種類の運転モードを搭載し、自家消費を優先するスマートモードなどの選択が可能です。

リン酸鉄系リチウムイオン電池を採用し、15年の長期保証付きで安心して使用できるのも魅力です。

EP CUBEの容量選びや他メーカーの比較で迷われている方は、見積もりを即日対応可能な専門店に相談し、最適なプランを選びましょう。

⑩TESLA

設立日2003年
本社国籍アメリカ
おすすめ製品Powerwall
容量13.5kWh
価格相場約129万円
保証内容機器保証:10年
ホームページhttps://www.tesla.com/ja_jp

Teslaの「Powerwall」は、太陽光発電と連携し、停電時も安定した電力供給が可能な全負荷型蓄電池で、200Vの大型家電にも対応しています。

シンプルでコンパクトなデザインに加え、Teslaアプリで電力消費をリアルタイム管理し、エネルギーの自給自足を向上できます。

電気自動車で有名なテスラは、大容量かつ低価格の蓄電池を提供し、業界でも高い評価を得ています。

ただし、購入は公式サイトまたは限られた認定店舗のみで、申し込みから施工までに時間がかかるため、設置のハードルが高い点に注意が必要です。

停電対策におすすめの蓄電池の選び方


停電時の電力確保のために蓄電池を導入する際、容量・出力・負荷対応の違いを理解することが重要です。

蓄電池の選び方を誤ると、十分な電力を確保できなかったり、必要な家電が使えなかったりする可能性があります。

ここでは、停電対策に適した蓄電池を選ぶための3つのポイントについて解説します。

①容量(kWh)の重要性

蓄電池の容量(kWh)は、停電時にどれくらいの時間電気を使えるかを決める重要な要素です。

一般的な家庭の1日の電力消費量は10〜15kWhとされており、蓄電池の容量が大きいほど長時間の電力供給が可能になります。

蓄電池容量と使用可能時間の目安

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蓄電池容量供給できる電力量の目安使用可能時間(基本的な家電)
5kWh冷蔵庫・照明・スマホ充電など約6~8時間
10kWh冷蔵庫・照明・エアコン・Wi-Fi約12~15時間
15kWhほぼ全ての家電を通常運転約1日以上

停電時にどの家電をどのくらい使用するかを考え、必要な電力量に応じた容量の蓄電池を選ぶことがポイントです。

②出力(kW)の違い

蓄電池の出力(kW)は、停電時にどれだけの家電を同時に動かせるかを決める要素です。

出力が低いと、大型家電を動かすことができず、同時に複数の家電を使用することも難しくなります。

出力と使用できる家電の目安

出力(kW)使用できる家電の例
1.5kW冷蔵庫・照明・スマホ充電・Wi-Fi
3.0kW上記+エアコン1台・電子レンジ
5.0kWほぼ全ての家電を同時に使用可能

エアコンやIHクッキングヒーターなど消費電力の大きい家電を使用する場合は、最低でも3kW以上の出力が必要です。

家族の人数や使用する家電の種類に合わせて、最適な出力の蓄電池を選びましょう。

③停電時に重要な「全負荷対応」と「特定負荷対応」の違い

蓄電池には「全負荷対応」と「特定負荷対応」の2種類があり、停電時にどの範囲まで電力を供給できるかが異なります。

全負荷対応の蓄電池は、家全体に電力を供給できるため、停電時でも通常の生活と変わらない使い方が可能です。

ただし、出力が大きいため、大容量の蓄電池が必要になります。

エアコンやIHクッキングヒーターなどの高出力家電も使いたい家庭や、長時間の停電対策を重視する家庭におすすめです。

一方、特定負荷対応の蓄電池は、事前に決めた回路のみに電力を供給する仕組みになっており、主に冷蔵庫・照明・Wi-Fiなどの最低限の電力を確保することを目的としています。

このタイプは、蓄電池の消費を抑えて長時間の運用が可能で、比較的安価で導入できる点がメリットです。

コストを抑えつつ、停電時の最低限の電力を確保したい家庭に適しています。

停電時にどこまでの電力を確保したいのかを考え、「全負荷対応」か「特定負荷対応」かを選ぶことが重要です。

自宅の電力使用状況やライフスタイルに合わせて最適な蓄電池を選びましょう。

おすすめ蓄電池で停電対策!停電時に使える電力量のシミュレーション例

停電時に蓄電池を活用することで、冷蔵庫や照明、スマホの充電など、最低限の生活環境を維持することが可能です。

しかし、使用する電力量によって蓄電池の容量がどれくらい必要かが変わります。

ここでは、実際の電力消費量をもとに、停電時に使用できる電力量のシミュレーションを紹介します。

①冷蔵庫・照明・スマホ充電のみ使用(最小限)の場合

最低限の電力で停電を乗り切る場合、冷蔵庫・照明・スマホ充電に限定すると、必要な電力量は比較的少なくなります。

想定する家電と消費電力

使用機器消費電力(1時間あたり)
冷蔵庫0.1kWh
照明0.05kWh
スマホ充電0.01kWh

1時間あたりの合計電力消費量は 0.16kWh で、12時間使用すると約1.92kWh が必要になります。

おすすめの蓄電池容量として、2〜3kWhの蓄電池があれば、最小限の生活環境を約12時間維持することが可能です。

特に、コンパクトな単機能型蓄電池(Panasonic 5.6kWh など)が適しており、設置スペースを抑えながら効率的に電力を確保できます。

②冷蔵庫+エアコン+電子レンジの場合

夏場や冬場に停電が発生すると、冷蔵庫だけでなくエアコンも必要になることが考えられます。

また、調理のために電子レンジも使用する場合、必要な電力量は大きくなります。

想定する家電と消費電力

使用機器消費電力(1時間あたり)
冷蔵庫0.1kWh
エアコン1.2kWh
電子レンジ1.0kWh

1時間あたりの合計電力消費量は 2.3kWh で、12時間使用すると約27.6kWh が必要になります。

30kWh前後の大容量蓄電池があれば、停電時でも半日ほど快適な生活を維持することが可能です。

この容量があれば、冷蔵庫や照明に加え、エアコンや電子レンジなどの大型家電も安心して使用できます。

特に、全負荷対応のハイブリッド型蓄電池(長州産業 16.4kWhなど)を選ぶことで、停電時でも家全体に電力を供給できるため、普段と変わらない快適な環境を確保できます。

③全負荷対応で通常通りの生活を維持する場合

停電時でも普段と変わらない生活を維持するためには、ほぼすべての家電を稼働させる必要があります。

冷蔵庫・照明・エアコン・IH調理器・洗濯機など、多くの電力を消費するため、非常に大容量の蓄電池が求められます。

想定する家電と消費電力

使用機器消費電力(1時間あたり)
冷蔵庫0.1kWh
照明0.05kWh
スマホ充電0.01kWh
エアコン1.2kWh
電子レンジ1.0kWh
その他家電(洗濯機・IH調理器など)2.5kWh

1時間あたりの合計電力消費量は 4.86kWh で、12時間使用すると約58.32kWh が必要になります。

60kWh以上の大容量蓄電池があれば、停電時でも長時間にわたり通常の生活を維持することが可能です。

この容量の蓄電池は、冷蔵庫や照明はもちろん、エアコンやIH調理器、洗濯機などの消費電力の大きい家電も問題なく使用できます。

安定した電力供給を確保するためには、複数の蓄電池を組み合わせて運用する方法が効果的で、特に全負荷対応のシステムを採用することで、停電時でも家全体に電力を供給できるため、普段と変わらない快適な環境を維持できます。

停電対策で後悔しない蓄電池選びのポイント3つ

停電時に安心して電力を確保するためには、蓄電池の選び方が非常に重要です。

導入後に「容量が足りなかった」「電力の切り替えが遅かった」「太陽光発電とうまく連携できなかった」といった後悔をしないためにも、容量や出力、切り替え速度、太陽光発電との連携をしっかり考慮する必要があります。

ここでは、停電対策で後悔しない蓄電池選びのポイントを3つ紹介します。

①容量と出力のバランスを考える

蓄電池を選ぶ際に最も重要なのが、容量(kWh)と出力(kW)のバランスです。

容量はどれくらいの時間電気を使えるかを決め、出力は同時にどれだけの家電を動かせるかを決める要素になります。

適切な蓄電池の選び方

家庭の電力使用量推奨容量推奨出力
最小限(冷蔵庫・照明・スマホ充電)5kWh1.5kW
基本的な生活(冷蔵庫・エアコン・電子レンジ)10~15kWh3.0kW
ほぼ通常の生活(IH・洗濯機・エアコン複数台)20~30kWh以上5.0kW以上


蓄電池は容量が大きくても、出力が低いとエアコンや電子レンジなどの消費電力の大きい家電を同時に使えないことがあります。

停電時にどの家電を使用するかを考え、容量と出力のバランスを適切に選ぶことが大切です。

②停電時の切り替え速度(瞬時・手動)をチェック

停電時に蓄電池へ切り替わる速度は、蓄電池の種類によって異なります。

特に、電力が一時的に途切れると影響の大きい機器(医療機器・PC・Wi-Fi・エアコンなど)を使用する家庭では、瞬時切り替えタイプの蓄電池がおすすめです。

蓄電池の切り替え速度には「瞬時切り替え」と「手動切り替え」の2種類があり、それぞれ特徴や適した家庭が異なります。

瞬時切り替えタイプは、停電と同時に蓄電池へ自動で切り替わるため、電力の供給が途切れることなく使用できます。

このため、PCやWi-Fi、医療機器を使用する家庭に適しており、停電時の影響を最小限に抑えることができます。

一方、手動切り替えタイプは、停電後にスイッチ操作で蓄電池へ切り替える仕組みになっており、コストを抑えたい家庭に向いています。

ただし、停電時に手動で切り替えを行う必要があるため、緊急時に素早く電力を確保するには準備が必要です。

家庭の電力使用状況や停電時の優先度を考え、最適な切り替え方式を選ぶことが重要です。

③太陽光発電との連携でさらに電力確保を強化

蓄電池単体では供給できる電力に限りがありますが、太陽光発電と連携することで、停電時の電力確保を大幅に向上させることが可能です。

特に、長時間の停電に備える場合、蓄電池だけではなく、太陽光発電と組み合わせることでより効果的な電力運用ができます。

太陽光発電と蓄電池を連携するメリットとして、昼間は太陽光発電の電力を直接使用し、余剰電力を蓄電池に充電することで効率的な運用が可能になります。

夜間は蓄電池に貯めた電力を使用することで、電力会社からの電力供給に頼らず、停電時でも安定した電力を確保できます。

さらに、停電が長引いた場合でも、翌日の太陽光発電で充電を繰り返しながら、長期間にわたる電力供給が可能となります。

例えば、10kWhの蓄電池を単体で使用した場合、電力供給は約12時間が限界ですが、太陽光発電と組み合わせることで、昼間の発電分をそのまま消費し、余剰分を蓄電池に充電することで、数日間の電力確保が可能になります。

おすすめの運用例として、昼間は太陽光発電の電力を直接使用し、余剰分を蓄電池に充電することで無駄なく活用できます。

夜間は蓄電池に貯めた電力を使用することで、電力会社の電力を使わず、独立した電力供給が可能です。

停電時には、太陽光発電と蓄電池の組み合わせにより、電気の自給自足が可能となり、災害時でも安心して電力を確保できます。

停電対策として蓄電池を導入する際は、太陽光発電との連携を視野に入れることで、電力供給の安定性が格段に向上し、より長期間にわたる停電対策が実現できます。

停電対策に最適な蓄電池の導入はお任せください

停電時の電力供給を確保するためには、適切な蓄電池の選定と運用方法が不可欠です。

蓄電池を選ぶ際のポイントとして、必要な容量と出力を見極め、停電時の電力需要に応じたシステムを導入することが重要です。

そして、太陽光発電と蓄電池を連携させることで、停電時の電力供給を大幅に向上させることが可能です。

昼間は太陽光発電で直接電力を使用し、余剰分を蓄電池に充電することで、夜間も電力を供給できるため、長時間の停電時にも安定した電力が確保できます。

岡山電力では、お客様のご家庭や事業に最適な蓄電池の選定をサポートし、最適な運用プランをご提案します。

設置からアフターサポートまで一貫して対応し、停電時の安心を提供するための最適な蓄電池導入をお手伝いします。

停電対策として蓄電池の導入を検討されている方は、ぜひ岡山電力へご相談ください。

ご家庭の電力使用状況に合わせた最適な蓄電池プランをご提案し、災害時でも安心して電力を確保できる環境を整えます。

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