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太陽光発電5kWはどれくらいお得?初期費用から費用回収までリアル試算!

公開日:
2025.04.29

最大90%も!太陽光発電でいくら電気代を削減できる?

  • 電気代が安くなる
  • 売電で収入UP
  • 災害時にも電気を使える

「5kWの太陽光発電って、実際どれくらい効果があるの?」そう思ったあなたへ。

この記事では、5kWの太陽光発電がどんな規模で、どんな家庭に最適なのか、導入にかかる初期費用や設置条件、そして費用回収までのリアルなシミュレーションまで詳しく解説します。

「光熱費を減らしたい」「環境に貢献しながら節約したい」そんな方にとって、5kWシステムは最適解のひとつです。

ただし、設置できる家・できない家があったり、選ぶ業者によっては失敗リスクもあるので要注意。

この記事を読めば、5kWの太陽光発電導入で後悔しないために必要な知識をすべて網羅できます。

家計にも地球にも優しい暮らしを目指して、まずはこの記事から一歩踏み出しましょう!

5kWの太陽光発電はどれくらい?導入する意味やメリット

ここでは、5kwの太陽光発電について詳しく解説していきます。

それぞれ、確認していきましょう。

「5kW」はどんな規模?一般家庭に適している理由

5kWの太陽光発電は、1日あたり約13.7kWh、年間では約5,000kWhの発電が期待できます。

最大90%も!太陽光発電でいくら電気代を削減できる?

  • 電気代が安くなる
  • 売電で収入UP
  • 災害時にも電気を使える

これは、一般的な4人家族が1カ月で消費する電力(約400kWh)をほぼカバーできる量です。

共働き家庭や電気自動車(EV)を導入している家庭、またはオール電化住宅では、昼間の電力需要が高くなるため、5kWという規模は、とても適しています。

また、万が一の停電時にも自家消費で生活インフラを支えられるため、防災面でも有利です。

発電量の目安と、自家消費・売電のバランス

5kWシステムで発電された電力は、まず自宅の消費に回され、余った電力が電力会社に売電される仕組みです。

昼間に発電している時間帯に、家電製品の使用を集中させることで、自家消費率を高め、電気代削減効果を最大化できます。

さらに、売電による収入も魅力です。

2023年度の売電価格(FIT価格)は16円/kWh。仮に1年間で2,000kWhを売電できた場合、単純計算で32,000円の売電収入が見込めます。

自家消費と売電のバランスを意識することで、より高い経済メリットを受けられるでしょう。

【5kWの太陽光発電】初期費用とランニングコストを解説

ここでは、5kwの太陽光発電の初期費用とランニングコストについて詳しく解説していきます。

それぞれ、確認していきましょう。

最大90%も!太陽光発電でいくら電気代を削減できる?

  • 電気代が安くなる
  • 売電で収入UP
  • 災害時にも電気を使える

設備費用・工事費・パワコンなどの内訳

5kWの太陽光発電システムにかかる費用は、大きく分けて以下のように構成されます。

部品金額
太陽光パネル本体5kW相当で約100万円〜130万円
パワーコンディショナ(パワコン)容量5kW対応で約15万円〜25万円
架台・配線・その他周辺機器約10万円〜20万円
設置工事費約20万円〜40万円

合計すると、だいたい150万円〜200万円程度が一般的な目安です。

もちろん、使用するパネルのメーカーやグレード、屋根形状、工事内容によって増減します。

特に重要なのはパワコンの質です。発電した直流電力を家庭用の交流電力に変換する重要な役割を持つため、耐久性と変換効率の高い製品を選ぶことが、長期的な運用コスト削減にもつながります。

初期費用を抑えるために知っておくべき3つの工夫

初期費用を少しでも抑えるためには、以下の3つのポイントが効果的です。

  • 補助金制度を活用する
    自治体によっては太陽光発電設置に対する補助金が用意されています。内容や条件は地域によって異なるため、事前に必ず確認しましょう。
  • 低金利のローンを活用する
    銀行や信用金庫、信販会社などでは太陽光発電専用ローンを取り扱っているところもあります。金利が低めに設定されている場合が多く、初期負担を抑えながら導入が可能です。
  • 優良業者を比較検討する
    設置費用は業者によって大きく異なります。相見積もりを取ることで、適正価格での契約が可能になります。ただし「安さ」だけに飛びつかず、保証内容やアフターサービスも重視しましょう。

これらを意識することで、費用対効果の高い導入が実現できます。

【5kWの太陽光発電】設置条件と必要な屋根の面積

ここでは、5kwの太陽光発電の設置条件と必要な屋根の面積について解説していきます。

それぞれ、確認していきましょう。

屋根の広さと形が重要!必要面積の目安

5kWの太陽光発電システムを設置するには、約25㎡〜30㎡のスペースが必要であり、標準的なサイズの太陽光パネル(1枚あたり1.6㎡程度)を約16〜20枚ほど設置する計算になります。

屋根の「形」によっても、実質的に使える面積は変わってきます。

寄棟屋根(四方に傾斜のある屋根)では各面の面積が小さくなるため、南面だけで5kWを設置できない場合もあります。

一方、片流れ屋根や切妻屋根の広い南面がある家なら、より効率的にパネルを配置できます。

設置効率を高めるためにも、屋根形状に合わせた最適なレイアウト設計がとても重要です。

どんな家にも設置できる?設置可否の判断基準

残念ながら、すべての家が5kWの太陽光発電に適しているわけではありません。

設置可否を判断する際のポイントは以下のとおりです。

  • 屋根の向き・傾斜角度:南向き30度前後が理想
  • 遮蔽物の有無:近隣の建物や樹木による影がないか
  • 屋根の強度:耐荷重に耐えられる構造かどうか
  • 既存設備との干渉:屋根に太陽光以外の設備(アンテナ、煙突など)が多すぎないか

また、築年数が古い家の場合、耐震性や劣化の問題から補強工事が必要になるケースもあります。

設置を検討するときは、必ず専門業者に現地調査を依頼し、正確な可否判定を受けましょう。

【5kWの太陽光発電】年間発電量と費用回収シミュレーション

5kWの太陽光発電を設置した場合、年間およそ5,000kWhの発電が見込まれますが、これは、一般家庭の年間電力消費量(約4,800kWh〜5,000kWh)とほぼ同等です。

最大90%も!太陽光発電でいくら電気代を削減できる?

  • 電気代が安くなる
  • 売電で収入UP
  • 災害時にも電気を使える

つまり、理論上は自宅で消費する電力の大部分をまかなえることになります。

一方で、5kWシステムの設置には、初期費用150万円〜200万円が必要となるため、その費用回収期間が気になるところです。

5kWで年間どれくらい発電できるの?

5kWの太陽光発電システムでは、地域差はあるものの、年間約5,000kWhの発電量が見込めます。


この発電量は、以下のような計算式を基に算出されています。

年間発電量(kWh)=システム容量(kW)×年間平均日照時間(h)×損失係数(約0.73)

例えば、年間平均日照時間が1,200時間の地域では、5kW × 1,200時間 × 0.73 = 約4,380kWhとなります。

日射量が多い地域(例:関東〜中部地方)ではさらに発電量が上乗せされるため、5,000kWh以上を狙えるケースもあります。


一方で、冬場の日照時間が短い地域では若干低下するため、事前に地域別のシミュレーションをおこなうことが大切です。

費用回収までの年数は?売電収入と電気代節約の試算

​​5kWの太陽光発電を導入した場合の費用回収は、おおむね7年〜10年が目安です。


ざっくりとしたシミュレーション例は、以下のとおりです。

  • 【初期費用】:180万円
  • 【年間売電収入】:16円/kWh × 2,500kWh = 約4万円
  • 【年間電気代削減】:約6万円(自家消費による節約)

合計すると、年間約10万円の経済メリットが得られる計算になります。

これをもとに費用回収年数を出すと、180万円 ÷ 10万円 ≒ 約18年となります。

ただし、補助金の利用や電気代高騰の影響で節約効果が高まれば、10年以内で回収できる可能性も十分あります。

特に、電気自動車との併用やオール電化住宅では、自家消費量が増えるため回収スピードが速まります。

【5kWの太陽光発電】導入で失敗しないために注意すべき3つのポイント

太陽光発電は長期間使用する設備ですので、導入時に失敗すると後悔が大きくなります。

5kWのシステムを安心して導入するためには、ポイントを押さえておくことが重要です。

ここでは、それぞれのポイントについて詳しく解説していきます!

ポイント①信頼できる業者を選ぼう

太陽光発電の成功は、販売・施工業者の選び方にかかっています。


業者選びでチェックすべきポイントは以下のとおりです。

  • 設置実績が豊富か

特に5kW以上の大型システムの施工例が多いかを確認しましょう。

  • 適正価格か
    相場より極端に安すぎる場合は、施工品質やアフターサービスに不安が残ります。
  • 現地調査を丁寧に行うか
    電話やメールだけで見積もりを出す業者は要注意。必ず現地調査をして、屋根の状態をしっかり確認してくれる業者を選びましょう。

実績豊富な業者を選べば、発電効率の高いレイアウト提案や、施工トラブル防止にもつながります。

ポイント②保証内容とアフターサポートの違いを理解しよう

太陽光発電システムは、20年以上使い続けることが前提です。だからこそ、保証とアフターサポートの充実度はとても重要となります。

主にチェックすべき保証内容は、以下のとおりです。

  • パネル保証(出力保証・製品保証)
  • パワコン保証
  • 施工保証(設置工事ミスに対する保証)
  • 自然災害補償(台風・雹害など)

これらが揃っていれば、万が一のトラブル発生時にも安心です。


また、定期点検やメンテナンスサービスが組み込まれているかも確認しておくと、長期的にトラブルを未然に防げます。

ポイント③定期メンテナンスを実施しよう

設置後の太陽光発電システムも、ノーメンテナンスではダメです。

特にパネル表面の汚れ(砂埃、鳥のフンなど)が溜まると、発電効率が大幅に低下する可能性があります。

定期的なメンテナンスの内容には、以下のものがあります。

  • パネル表面の洗浄
  • 配線・架台の劣化チェック
  • パワコンの動作確認

少なくとも3年〜5年に1度は、専門業者による点検を依頼するようにしましょう。

メンテナンスを怠ると発電量の低下や、思わぬ故障につながるため、長期間安定して使うためにも必ず実施しましょう。

【まとめ】5kWの太陽光発電は家計にも環境にも良い!

5kWの太陽光発電は、一般家庭にとって非常にバランスの取れた選択肢です。

十分な発電量を確保できるため、電気代の大幅な節約や売電収入による経済効果が期待でき、家計に優しい投資となります。

また、自家消費による電力利用を増やすことで、エネルギー自給率を高め、将来的な電気料金の値上がりリスクも軽減できます。

さらに、太陽光発電はCO₂排出削減に貢献するエコなエネルギー源でもあり、環境保護の観点からも非常に意義深い導入と言えるでしょう。

導入を検討するときには、適切な費用シミュレーションと設置条件の確認、そして信頼できる業者選びをしっかりおこなうことが重要です。

しっかりと準備すれば、5kWの太陽光発電は家計と地球、両方に優しい未来を切り開くパートナーとなってくれるでしょう。

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