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ニチコン V2Hの価格を徹底解説!補助金適用後の実質負担額とは?

公開日:
2024.09.30

近年、再生可能エネルギーの利用拡大や災害時の電力供給確保の観点から、V2Hシステムが注目を集めています。

特に、ニチコンのV2H製品は、信頼性の高い国内ブランドとして、多くの家庭で導入が進んでいます。

しかし、その価格は高額であるため、導入を検討する際には補助金制度の利用が重要なポイントとなります。

ここでは、ニチコンV2Hの基本的な価格や補助金を適用した際の実質負担額について、詳しく解説していきます。

ニチコンV2Hの価格一覧

ニチコンV2Hは「ニチコンEVパワーステーション3機種」

  • VCG-663CN3 スタンダードモデル
  • VCG-663CN7 スタンダードモデル
  • VCG-666CN7 プレミアムモデル

「ニチコントライブリッド蓄電システム3機種」

  • ES-T3V1 トライブリッドV2H一体型
  • ES-T3P1 トライブリッドV2Hポッド
  • ES-T3PL1 トライブリッドV2Hポッド

上記の6機種があります。

それぞれの価格、サイズ等を確認していきましょう。

ニチコンEVパワーステーション3機種

型式参考小売価格サイズ
(横×高さ×奥行)
重量ケーブル長保証期間
VCG-663CN3
スタンダードモデル
498,000円809×855×337mm88kg3.7m2年
VCG-663CN7
スタンダードモデル
548,000円809×855×337mm91kg7.5m2年
VCG-666CN7
プレミアムモデル
898,000円809×855×337mm91kg7.5m5年
参考「ニチコンEVパワーステーション カタログ」

ニチコントライブリッド蓄電システム

型式参考小売価格サイズ
(横×高さ×奥行)
重量ケーブル長保証期間
ES-T3V1
トライブリッド
V2H一体型
1,300,000円520×1180×260mm69kg7.5m15年
ES-T3P1
トライブリッド
V2Hポッド
1,500,000円V2Hスタンド520×1180×260mm
V2Hポッド170×430×173mm
V2Hスタンド
61kg
V2Hポッド
6.8kg
3.5m15年
ES-T3PL1
トライブリッド
V2Hポッド
1,600,000円V2Hスタンド520×1180×260mm
V2Hポッド170×430×173mm
V2Hスタンド
61kg
V2Hポッド
8.7kg
7.5m15年
参考「ニチコントライブリッド蓄電システムHP」

ニチコンV2Hの補助金活用後の価格は?

現在、電気自動車の国からの補助金として「V2H充放電設備補助」があります。

V2H充放電設備補助は、災害時に、電気自動車等の外部給電機能の活用を促進することによるレジリエンスの向上を図ることを目的として、V2Hの購入者(個人・地方公共団体・法人・その他団体等❨リース会社含む❩)に国が支給する補助金です。

V2H充放電設備補助の詳細は、以下の通りです。

補助金額工事費:上限15万円
機器購入費:機器によって異なる(以下詳細⇩)
VCG-663CN3補助率1/2:24.9万円
補助率1/3:16.6万円
VCG-663CN7補助率1/2:27.4万円
補助率1/3:18.2万円
VCG-666CN7補助率1/2:44.9万円
補助率1/3:29.9万円
ES-T3V1補助率1/2:65万円
補助率1/3:30万円
ES-T3P1補助率1/2:75万円
補助率1/3:30万円
ES-T3PL1補助率1/2:75万円
補助率1/3:30万円
申請受付期間第1期:令和6年6月20日(木)~令和6年7月17日(水)
第2期:令和6年8月19日(月)~令和6年9月30日(月)
詳細リンク令和5年度補正・令和6年度当初予算 V2H充放電設備の導入補助金 ご案内

申請受付期間は9月30日(月)までとなっています。

お住まいの地域で補助金が活用できる場合があるため、地方自治体のホームページから補助金情報を確認してみてください。

V2H充放電設備補助は、毎年交付されている実績があるため、来年も通常通り交付が行われれば、この記事を参考に導入を検討するのも良いでしょう。

ニチコンV2Hの補助金活用の導入事例

ES-T3PL1費用:160万円

工事費用:40万円(工事相場40万円~50万円)

V2H充放電設備補助金(ES-T3PL1):75万円

V2H充放電設備補助金(工事費):15万円

自治体の補助金(岡山県):18万円

⇒自己負担額:92万円

※各補助金には、申請条件があります。必ずしもこの金額が補助されるとは限りません。補助金の詳細については、お問い合わせください。

ニチコンV2Hの対応国産車種

ニチコンV2H対応の国産電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド車(PHEV)の車種を紹介していきます。

  • 日産自動車
  • 三菱自動車
  • トヨタ自動車
  • ホンダ自動車
  • マツダ自動車
  • SUBARU

それぞれ確認していきましょう。

日産自動車

車種種別電池容量航続距離詳細リンク
アリアEV66kWh
91kWh
66kWh:610km
91kWh:470km
日産自動車HP
「アリア」
リーフEV62kWh
40kWh
62kWh:550km
40kWh:400km
日産自動車HP
「リーフ」
サクラEV20kWh180km日産自動車HP
「サクラ」
e-NV200EV24kWh300km日産自動車HP
「e-NV200」
クリッパーEVEV20kWh180km日産自動車HP
「クリッパーEV」

三菱自動車

車種種別電池容量航続距離詳細リンク
ekクロスEVEV20kWh180km三菱自動車HP
「ekクロスEV」
ミニキャブEVEV20kWh180km三菱自動車HP
「ミニキャブEV」
アウトランダーPHEV12kWh
13.8kWh
20kWh
12kWh:60.2km
13.8kWh:60.2km
20kWh:80.3km
三菱自動車HP
「アウトランダー」
エクリプス
クロス
PHEV13.8kWh65km三菱自動車HP
「エクリプスクロス」

トヨタ自動車

車種種別電池容量航続距離詳細リンク
bZ4XEV71.4kWh2WD:559km
4WD:540km
トヨタ自動車HP
「bZ4X」
プリウスPHEV8.8kWh68.2kmトヨタ自動車HP
「プリウス」
クラウン
SPORT RS
PHEV18.1kWh90kmトヨタ自動車HP
「クラウンSPORT RS」
RZ450e
(レクサス)
EV71.4kWh494kmレクサスHP
「RZ450e」
RZ300e
(レクサス)
EV71.4kWh599kmレクサスHP
「RZ300e」
UX300e
(レクサス)
EV72.8kWh512kmレクサスHP
「UX300e」

ホンダ自動車

車種種別電池容量航続距離詳細リンク
Honda eEV35.5kWh259kmホンダ自動車HP「Honda e」
N-VAN eEV29.6kWh245kmホンダ自動車HP「N-VAN e」

マツダ自動車

車種種別電池容量航続距離詳細リンク
MX-30 EV MODELEV35.5kWh256kmマツダ自動車HP
「MX-30 EV MODEL」
MX-30 ROTARY-EVPHEV17.8kWh107kmマツダ自動車HP
「MX-30 ROTARY-EV」
CX-60 PHEVPHEV17.8kWh75kmマツダ自動車HP
「CX-60 PHEV」

SUBARU

車種種別電池容量航続距離詳細リンク
SOLTERRAEV71.4kWh567kmSUBARU HP「SOLTERRA」

国産自動車の他にも、海外メーカーの車種にもニチコンV2Hに対応しているものがあります。

ただし、全ての車種が対応しているとは限らないので、ニチコンV2Hの対応車種を確認してから導入するようにしましょう。

ニチコンV2Hにかかるコストを早く回収する方法は?

ニチコンV2Hにかかるコストを早く回収する方法は、太陽光発電と併用することです。

  • 電気料金のピークシフトが実現
  • FIT(固定価格買取制度)と組み合わせた収益化
  • 電気自動車との円滑な連携

それぞれ確認していきましょう。

①電気料金のピークシフトが実現

太陽光発電とV2Hシステムを併用することで、電力のピークシフトが可能になります。

電力のピークシフトとは、電力使用量の多い時間帯を避けて、電力使用量の少ない時間帯に電気を利用することで、電力消費を平準化させることです。

日中、太陽光発電による余剰電力をV2Hや電気自動車に貯め、夜間や電力使用量が多い時間帯にその電力を使用することで、高い電気料金の時間帯を避けられます。

この戦略を取ることで、電力コストを削減し、早期にコスト回収を実現できます。

②FIT(固定価格買取制度)と組み合わせた収益化

太陽光発電で発電した電力の一部をV2Hに活用しつつ、余った電力を電力会社に売電することも可能です。

FIT(固定価格買取制度)を利用することで、発電した電気を一定価格で売ることができ、家庭のエネルギーコストをさらに削減しつつ、収益化を図れます。

これにより、太陽光発電のメリットを最大限に引き出し、V2Hの導入コストを早く回収することができます。

③電気自動車との円滑な連携

太陽光発電とV2Hは、電気自動車と円滑に連携できることが大きなメリットです。

電気自動車のバッテリーに充電して蓄えた電力を、家庭の電力として使用することで、家全体の電力使用量を大幅に抑えられます。

特に停電時や災害時には、電気自動車が家庭の非常用電源として機能し、安心感も高まります。

このような多機能性が、V2Hのコスト回収を早める大きな要因となります。 

ニチコンV2Hをお得に導入したい方はご相談ください!

ニチコンV2Hは、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)を使って自宅に電力を供給できる画期的なシステムです。

しかし、導入する際には「できるだけコストを抑えたい」という方も多いのではないでしょうか。

そこで、国や地方自治体が提供する補助金をうまく活用し、導入コストを削減することが賢い選択です。

地方自治体が支給している補助金が貰える可能性があるため、ご自身が該当するかどうか確認しておくと良いでしょう。

当社では、補助金のサポートが充実しており、経験豊富なスタッフが、あなたに最適な導入プランをご提案し、V2Hシステムの魅力を最大限に活かす方法をお伝えします。

お問い合わせは無料ですので、「今こそニチコンV2Hをお得に導入したい」とお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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