太陽光パネルのサイズは様々あり、最大出力ワット数も異なります。
どのような太陽光パネルを選ぶのが良いか、本記事で解説していきます。
太陽光パネルのサイズ一覧を紹介
太陽光パネルには、様々なサイズや種類があります。太陽光パネルのサイズは、一般的には長さと幅と厚さで表されます。
メーカーや製品によって異なりますが、一枚あたりの大きさは約1平方メートル前後が多いです。
太陽光パネルのサイズは、発電量や設置場所にも影響します。
発電量に関しては、太陽光パネルのサイズだけではなく、セルの種類や変換効率にもよります。
設置場所は、屋根の形状や面積によって制限される場合があります。ここでは、主要なメーカーの太陽光パネルのサイズ一覧を紹介します。
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シャープ
シャープの太陽光パネルは、「単結晶系」と「多結晶系」の2種類があります。
単結晶系は、高い変換効率と耐久性を持ちます。多結晶系は、低価格でコストパフォーマンスが高く、夏場などの発電量低下を約8%改善する機能もあります。
機能が良いのはもちろん、黒を基調とした屋根に美しく調和するデザインも人気です。シャープの太陽光パネルのサイズは、以下の通りです。
型式 サイズ(mm) 公称最大出力(W) NQ-198AC 1165×990×46 198 NQ-254BM 1265×1055×46 254 NU-AC330E 1660×990×46 330 NU-AC370E 1660×990×46 370
パナソニック
パナソニックは、独自のHIT技術を用いた太陽光パネルを製造しており、高い発電効率と耐久性を兼ね備えた製品です。
HIT技術とは、単結晶セルと薄膜セルを組み合わせたもので、高い変換効率と温度特性といった特徴があります。また、パナソニックの太陽光パネルの形は、長方形と正方形の2種類があります。
長方形は屋根にフィットしやすく設置効率が高いことがメリットで、正方形には小さな屋根やバルコニーにも設置できる柔軟性があります。
そのため、サイズの異なるモジュールを組み合わせることで、切妻屋根にぴったり設置できます。
また、水平方向に設置することで、屋根の形状に合わせた柔軟なレイアウトが可能です。パナソニックの太陽光パネルのサイズは、以下の通りです。
型式 サイズ(mm) 公称最大出力(W) VBHN330SJ53 1590×1053×40 330 VBHN335SJ53 1590×1053×40 335 VBHN340SJ53 1590×1053×40 340 VBM375EJ01N 1765×1048×35 375
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太陽光パネルのサイズの選び方3つのポイント
太陽光パネルを設置する際には、サイズの選び方が重要です。サイズが合わないと、発電効率が低下したり、屋根に負担がかかったりする可能性があります。
では、どのようにしてサイズを選ぶべきでしょうか?ここでは、太陽光パネルのサイズを選ぶときの3つのポイントを紹介します。
①発電量の目標を元にサイズを選ぶ
②屋根の形状と方向を元にサイズを選ぶ
③専門家の意見を元にサイズを選ぶ
ここからは、この3つのポイントについて詳しく解説していきます。
発電量の目標を元にサイズを選ぶ
太陽光パネルのサイズは、発電量に大きく影響します。一般的には、サイズが大きいほど発電量も高くなります。
しかし、サイズが大きいということは、価格も高くなることが多いです。
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また、屋根の形状や面積によっては、大きいサイズのパネルを設置できない場合もあります。そこで、サイズを選ぶ際には最初に自分の発電量の目標を決めることが重要です。
発電量の目標を決めるには、次のような方法があります。
①電気料金の削減額を目標にする
②自家消費率を目標にする
③売電収入を目標にする
例えば、電気料金の削減額を目標にする場合は、自分の家庭の平均的な電気使用量や時間帯別の電気使用率を調べて、どれくらいの発電量が必要か計算します。
例えば、月平均で300kWhの電気を使っている家庭が、月に100kWh分の電気料金を削減したいとすると、太陽光発電システムの年間発電量は約1200kWh(100kWh×12ヶ月)必要です。
この場合、1枚あたり250W程度のパネルを16枚(250W×16枚=4000W)設置すれば、目標を達成できると考えられます。
このように、発電量の目標に応じて必要なサイズのパネルを選ぶことができます。
ただし、これらの計算はあくまで目安であり、実際の発電量は天候や設置場所や方向や角度などによって変わります。
また、パネルのサイズだけでなく、パネルの種類や性能や価格も比較検討する必要があります。
屋根の形状と方向を元にサイズを選ぶ
屋根の形状と方向を元にサイズを選ぶ方法もあります。
屋根の形状は、太陽光パネルを設置できる面積や角度に影響します。
例えば、切妻屋根や寄棟屋根などは、太陽光パネルを多く設置できる可能性が高いです。
一方、平屋や片流れ屋根などは、太陽光パネルを少なく設置する必要があるかもしれません。また、屋根の方向は、太陽光パネルが受ける日射量に影響します。
一般的には、南向きの屋根が最も発電効率が高いとされています。しかし、東西向きや北向きの屋根でも、太陽光パネルの角度や配置を工夫すれば、十分な発電量を得ることができます。
したがって、屋根の形状と方向に応じて、太陽光パネルのサイズを適切に選ぶことが大切です。
専門家の意見を元にサイズを選ぶ
最後は、専門家の意見を元にサイズを選ぶ場合です。
太陽光パネルのサイズは、発電量だけでなく、コストやメンテナンスなども考慮しなければなりません。効果を最大限に高めるためにも、太陽光パネルのサイズを決める際はプロの意見も参考にすることがおすすめです。
専門家とは、太陽光パネルの販売や施工を行っている業者やコンサルタントのことです。太陽光パネルは、地域や気候によって最適なサイズが異なる場合があります。
専門家であれば、自宅の屋根面積や日照条件などを調査し、最適なサイズや枚数、配置方法などを提案してくれます。
そのため、自分で選ぶよりも自宅に合ったサイズのものを設置することができます。また、メーカーや製品の特徴や性能、価格や保証期間なども詳しく説明してもらうこともでき、さらに補助金制度についても詳しく知ることができます。
専門家の意見を元にサイズを選ぶことで、発電量やコストパフォーマンスを最大化することができるでしょう。
太陽光パネルのサイズは専門家と一緒に決めよう
太陽光パネルのサイズを決めるときは、専門家に相談することをおすすめします。
専門家は、自宅に合わせて最適なパネルのサイズや種類を提案してくれます。また、専門家はパネルの設置方法やメンテナンス方法も教えてくれます。
専門家に相談することで、太陽光パネルを効率的かつ安全に利用することができます。