電気代削減に興味のある方は「エコワン」という言葉を聞いたことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか。
最近では、エコワンを導入する家庭も増えてきているようです。
しかし、実際、エコワンとはどのようなものなのでしょうか。
「エコワンを導入すれば電気代が削減できそう」とは思っていても、具体的な内容やメリット、デメリットを把握できている人は少ないのが現状です。
そんな人のために、今回は、エコワンのメリットやデメリットをご紹介します。
この記事を読んだ後は、エコワンについて詳しくなれること間違いなしです!
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エコワンとは?
そもそもエコワンとは、どのようなものなのでしょうか?
ここでは、エコワンの概要と機能について解説していきます。
エコワンってなに?
エコワンとは、リンナイのハイブリッド給湯・暖房システムのことで、ガスと電気の力で効率良くお湯を供給する「住まいのエネルギーインフラ」と呼ばれています。
エコワンの機能
エコワンの機能は、給湯機能と暖房機能の2種類あります。
- 給湯機能
- 暖房機能
それぞれ、確認していきましょう。
給湯機能
エコワンの給湯機能は、キッチンや浴室でお湯を使用する場合、貯湯タンクに約50℃で貯めておいたお湯を水で薄めて、温度が調整されたものを使用します。
大量のお湯が必要な場合や、タンク内の残量が無くなくなった場合は、ガス給湯で湯量をまかないます。
給湯機能を使用できる場所は、浴室、キッチン、食器洗い乾燥機や洗濯機などです。
暖房機能
エコワンには、暖房機能付きのモデルがあります。
暖房機能を使用できるものは、床暖房、温水ルームヒーター、パネルヒーターなどです。
暖房機能を備えつつ、2021年からは太陽光発電システムを設置している家庭に向けた「PV活用モード」の搭載機種が発売されています。
この機種は、日中の太陽光発電で余った電力を、エコワンのヒートポンプで湧き上げに活用することができるため、太陽光発電で卒FIT(固定価格買取制度)を迎え、安い売電を続けるのがもったいないと考えている方にオススメです。
エコワンの3つのお得
エコワンには、以下のようなお得なポイントがあります。
- 初期費用がお得
- 光熱費がお得
- 太陽光でさらにお得
それぞれ、確認していきましょう。
①初期費用がお得
エコワンは、経産省の給湯省エネ事業より、今なら補助金が最大15万円支給されます。
初期費用を大幅に抑えられるため、現在使っている給湯器からのお取り替えのときに、とてもお得となっています。
②光熱費がお得
従来型ガス給湯器と比べ、年間の給湯コストが約6.8万円削減されます。
リンナイのエコジョーズと比較しても、年間約5.6万円の光熱費の差があり、エコワンは、低燃費で省エネ性能に優れた給湯器となっています。
③太陽光でさらにお得
エコワンのPV活用モードは、昼間に発電する太陽光発電の余剰電力を有効活用できるため、より一層、ランニングコストの削減効果があります。
エコジョーズと比べても、年間約6.7万円お得です。
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エコワンの3つのメリット
エコワンのメリットは、以下のとおりです。
- 高い省エネ性能
- 光熱費の削減
- 災害時も電気とガスが使える
それぞれ、確認していきましょう。
メリット①高い省エネ性能
エコワンは、ヒートポンプとガス給湯を時間帯によって効率よく組み合わせて使うことで、省エネ性能を大幅に上げています。
従来のガス給湯器を基準に省エネ性能を考えると、エコキュートがガス給湯器よりも約28%省エネなのに対し、エコワンは約45%と省エネ性能が優れていることがわかります。
「暖房」機能においても、床暖房を導入している家庭はエコワンが最も省エネです。
メリット②光熱費の削減
エコワンを導入した場合の光熱費削減効果は、「都市ガス」か「プロパンガス」のどちらを契約しているかによって異なります。
光熱費は、プロパンガスに変更する場合のほうが、削減効果は高いです。
例えば、4人家族で給湯による光熱費が月8,000円程かかっている場合は、約50~60%の光熱費削減が見込めます。
メリット③災害時も電気とガスが使える
光熱費の削減や、災害時にも貯めたお湯を使えるということでエコキュートを導入し、オール電化にする家庭は増えましたが、オール電化の場合、長期停電が発生するとほぼ全ての家電製品が使えなくなってしまいます。
しかし、災害への備えとして、エコワンは3重の予防線が張られています。
- 停電してもガスで給湯できる
- ガスが遮断されても電気でも給湯ができる
- 断水してしまっても貯湯タンク内のお湯を生活用水に活用できる
長期停電や災害に強いエコワンを導入することは、賢く自衛する手段の1つです。
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エコワンの3つのデメリット
エコワンのデメリットは、以下のとおりです。
- 導入費用が高め
- 光熱費が安い家庭は削減効果が低い
- 電気、ガスどちらの契約も必要になる
それぞれ、確認していきましょう。
デメリット①導入費用が高め
エコワンの導入費用は、ガス給湯器の「エコジョーズ」やオール電化向けの「エコキュート」と比べても若干高いです。
しかし、太陽光発電を設置している家庭でオール電化ではない住宅の場合は、エコワンを導入することで、毎月のランニングコストを下げることができるため、長期的にはお得になります。
デメリット②光熱費が安い家庭は削減効果が低い
エコワンは、エコキュートのように、10年以上使用していくことを前提としているため、費用対効果を考えて購入を決めることが多いです。
しかし、2人暮らし世帯や、給湯機能をあまり使わないご家庭のような、元々の光熱費が安い場合、光熱費削減の効果は大きくはありません。
プロパンガスで契約していて、毎日お風呂でお湯はりをする家庭の場合は、エコワンの導入によって、光熱費削減効果を高く実感できるでしょう。
デメリット③電気、ガスどちらの契約も必要になる
エコワン(ハイブリッド給湯器)は、電気とガスの2つのエネルギーでお湯をつくるため、電気とガスの両方を契約する必要があります。
その手間がかかる分、面倒くさいと感じる人もいるでしょう。
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エコワンを導入すべき人とは?
エコワンのメリットとデメリットを知ったところで、エコワンを導入すべき人は果たしてどのような人なのでしょうか?
ここでは、エコワンを導入すべき人について解説していきます。
①たくさんのお湯を使う人
お湯をたくさん使う人は、年間光熱費がグッと下がることが予想できるのでエコワンがおすすめです。
お湯をたくさん使う人は、エコキュートでも充分に光熱費の削減効果がありますが、湯切れ問題などを踏まえればエコワンの方が便利です。
②光熱費が高い人
エコワンを導入すべき人は、多くのお湯を使う方で光熱費が高い方が特にオススメです。
もしも、湯切れを起こしてしまうと電気料金の高い昼間に割高にお湯を沸かさなくてはいけなくなり、通常以上に光熱費が高くなってしまいます。
そのため、光熱費が高くてお湯をたくさん使う人はエコワンを導入すべきです。
③プロパンガスの人
エコキュートの導入を検討されている方は都市ガスやプロパンガスなどを現在利用中の方が多いでしょう。
もし、使っているガスがプロパンガスならばガス代が都市ガスよりもかなり高めになります。
そういった方は、エコワンにして電気と併用することで、ガスの使用量を抑えることができ、大幅な光熱費の削減効果が見込めます。
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まとめ
今回はエコワンとは何かや、メリットやデメリットを紹介してきました。
エコワンのメリットは光熱費の削減や高い省エネ性能、災害時にも電気とガスが使える点が挙げられます。
一方で、エコワンのデメリットは導入費が高かったり、光熱費が安い家庭では効果が薄いこと、電気とガスどちらも契約が必要になることです。
エコワンを導入すべき人は光熱費が高い人や、たくさんお湯を使う人、プロパンガスを使っている人におすすめとなっています。
エコワンが気になる方は是非、エコワンの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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